6年越しの公開!『打噴嚏』久々の台湾大作青春映画

 最後の伏線回収に驚かされました!!

 心心姊姊が最初に繰り出したあのパンチが義智のあの必殺技の原型になっていたとは。最後にそのシーンが挿入されるまで全然気付いてなかった。


 「我愛妳,這是我的超能力!」

 めっちゃ良いセリフです。そんな風に思われてみたい。笑 

 義智が死んでいく間際に、人生の偶然が重なって今があるということを振り返るシーンで、私も自分の人生を思わず思い返してしまいました。 

 私が台湾エンタメにはまるきっかけになったのは、大学のときに友人から偶然見せられたフリーペーパーがきっかけだったし、もしその大学に進学していなかったらその友人に出会えてない。大学院時代も、卒業後に今わたしがこうして台湾で働いているとは思ってなかったし、台湾で就職するきっかけを得たのも、大学院時代に偶然知り合った人のおかげ。もっともっと昔をたどると、父と母が出会っていなかったら、先祖が今に至る歴史を作っていなかったらと、今の自分はどこにもいない。人生は本当に偶然の積み重ねだなと映画を見ながら改めて思いました。

 だからこそ、毎日を誠実に生きなければ。

 ただのエンタメ映画だと思っていたら、意外にも人生について考えさせられてしまいました。

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