上記記事に関連して、この記事では永久居留証の申請に必要な「警察刑事記録証明書」(通称:良民証)の申請について、2020年1月にオンラインで申請した際の経験をベースに紹介します。(記事は2020年2月時点ののものです。今後変わる可能性があります)
目次
警察刑事記録証明書(良民証)はその名の通り、台湾での犯罪歴を記載した証明書です。
台湾での犯罪歴が無い人は「在台灣地區查無犯罪紀錄」とだけ記載されます。
申請の方式は下記の5つがあります。
- 各県市の所定の警察局の窓口
- オンライン
- アプリ
- 統一超商(セブン-イレブン)※台北市と桃園市のみ
- 郵送
私はオンラインでしました。(セブンでもできることは今初めて知りました)
オンライン申請の場合、申請から発行まで2.5営業日かかります。
そのため、今日中にほしい!という人は即日受取可能なカウンターで、それ以外の人はオンラインが楽ちんでいいんじゃないかと思います。
カウンター申請が可能な警察局、受付時間などは下記で確認できます。
オンライン申請の流れ
オンライン申請は、内政部警政署の公式サイト(クリックで飛びます)でできます。
まず、申請に「自然人憑證」(インターネット用身分証)を使用するか選ぶ必要があります。
特にこだわりがなければ、「不使用自然人憑證」でいいと思います。
私は自然人憑證を申請していないので、必然的に「不使用」のほうを選択しました。
次のページに進むと、申請や必要書類に関する説明や、個人情報を入力する欄があります。
基本的には書かれているとおりに記入していけばいいのですが、私が悩んだのは「申請枚数」と「証明期間」です。
申請費は1回につき100台湾元、2枚目以降は1枚につき20元ということだったので、念のため2枚申し込みました。でも結局、永久居留証関連の申請では1枚しか使っていません。
証明期間については、「すべての期間」か「一部の期間」が選べます。なぜ悩んだかというと、永久居留証の必要書類が「直近5年の警察刑事記録証明書」となっていたのと、私のパスポートが過去5年の間に1回切り替えられて、パスポート番号が変わっていたからです。なので、「すべての期間」を選んだら、「新パスポートになってからの期間しか記載されないんじゃ?」と不安でした。
私は結局「すべての期間」を選んだのですが、もらった証明書には「いつからいつまでの記録」ということは書かれておらず、永久居留証を申請するときも特に何も言われなかったので、パスポート番号が途中で変わっていても問題ないようです。
全部記入をし終わったら、データを送信しておしまいです。
進捗状況はここで確認できます。
つくづく思いますが、台湾はデジタル化が進んでいて、行政手続きが本当に便利!!
カウンターで受け取り
オンライン申請の場合、受け取りは申請日の3日後から30日以内の間に、オンライン申請時に指定した警察局でできます。
持っていくものは
「パスポートまたは居留証の正本・コピー1枚」
「申請費」(1枚の場合は100元、2枚の場合は120元)
のみです。
私は台北在住なので、西門駅近くの台北市政府警察局に取りに行きました。
住所:10042 臺北市中正區延平南路96號
電話:(02)2331-3561
警察刑事記録証明の受付時間は平日午前8時半~午後5時(昼休みなし)、水曜のみ午後8時まで延長
「中山堂」のお隣の建物です。
台北メトロ(MRT)西門駅5番出口が最寄りです。
良民証の申請・受け取り窓口は、中華路一段の正面玄関から入ってすぐの場所にあるので、わかりやすいです。
番号札をもらって、自分の番が来たら必要書類と申請費を払えばすぐに受け取れます。
私が行った時は2~3人待ち程度だったので、待ち時間も数分でした。
警察刑事記録証明書の申請手続きは以上です。
参考 申辦警察刑事紀錄證明相關資訊 参考 警察刑事紀錄證明 台北市政府警察局と移民署台北サービスステーションは徒歩圏内なので、私はその足で永久居留証の申請に行きました。
永久居留証の申請手続きについては下記記事に詳しく説明しています。
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