いやぁ〜、久々に台北でいい飲み屋を見つけてしまいました。
忠孝敦化駅から敦化南路を北上すること約5分。ぼんやり歩いていると危うく通り過ぎてしまいそうになる、そんな隠れ家的入り口を入って2階に上がると、その店はあります。
岩手の日本酒を中心に扱う日本酒バー「先酒肴 清酒吧」です。ここでは、台湾風のメニューをつまみに、日本酒を堪能することができます。
縁あって、オーナーのマイケル(孔徳先)さんに話を聞くことができました。
目次
岩手の日本酒が9割 管理された日本酒を提供
お店で取り扱う日本酒の9割は岩手産。たまたま最初に縁ができたのが岩手のお酒だったからというのが理由とのことですが、その存在は岩手県知事の目にも留まり、知事が訪台した際にはプライベートで訪れるほどだとか。
マイケルさんの会社は、日本酒の正規輸入代理も行っており、きちんと品質管理されたお酒をお店では提供しています。並行輸入品の場合、正しい温度管理がなされておらず、品質が保たれていない場合もあるのだそう。
台湾の食材を使用 台湾風のつまみを提供
そして、料理にはなるべく多くの台湾食材が使われています。よりリーズナブルに提供したいとの思いから、輸入品ではなく台湾産をできるだけ使うようにしているとのこと。
このお刺身盛り合わせのうち、ウニやホタテは輸入ものですが、あとは台湾産。特に宜蘭産の甘海老は肉厚かつ甘みが強く、とても美味でした!
ウニもとても新鮮で、こんなに美味しいの、久しぶりに食べました。
シンプルな料理ですが、感動したのは焼きベビーコーン。
私はベビーコーンが好きなのでよく食べるのですが、このお店はベビーコーンにいくつか切り込みが入っているのが特別。この切り込みのおかげで食べやすく、美味しさがさらに引き立っているように感じました。
甘辛ソースが特徴的な唐揚げも絶品!もも肉は柔らかくてしっとり。軽い目の口当たりで、何個でも食べられそうでした。
その他の料理はスライドショーでご紹介。本当にどれも大満足の美味しさでした。
席はカウンター席がメイン。広々としていて、ゆったりとくつろぐことができました。個室風のテーブル席もありました。
お酒の種類は日本酒のほかに生ビールやウイスキー、梅酒などもあったので、日本酒が苦手な人でも大丈夫。
日本酒のお店ということで、お客さんは日本人がメインなのかと思いきや、ほとんどが台湾人のお客さんとのこと。台湾での日本酒人気を感じました。
台湾風のつまみを日本酒に合わせるというのは台湾の飲食店でしかできない経験なので、在台の方だけでなく、旅行者の方にもおすすめしたいお店です。
店舗情報
先酒肴 清酒吧
台北市大安區敦化南路1段163號2樓
行き方:MRT忠孝敦化駅8番出口から徒歩約5分
電話:+886227755090
営業時間:18:00〜01:00
定休日:日曜
クレジットカード可
お店のフェイスブックでメニューを確認できます。
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